タスクは与えられるもの?自ら探すもの?
SIer向き?それともWeb系向き?
Web系転職を夢に掲げてみたものの、それって自分に合ってるの?と不安になる瞬間があるかもしれません。どんな仕事にも向き不向きは必ずあるものなので、思いつきでパッと行動せずじっくり考えるって大切です。ある人はWeb系最高!SIerは無理!と考えるかもしれませんが、ある人にとってはその逆だったりするのもよくあること。Web系がなにやら楽しそうだからと転職してみたものの、転職前との差が激しくて肌に合わず後悔するという人は一定数います。自分の性格的な特徴を客観的にとらえて、SIerとWeb系のどちらが自分に合うのかを冷静に判断したいですね。そのために役立つSIerとWeb系それぞれに向いている人の特徴をご紹介します。
SIerに向いている人の特徴
「主体的に考えて行動せよ!」といわれるよりも、誰かから明確な指示を出してもらったほうが自分はラクという人はSIer向きです。プロジェクト全体のこととか進捗状況を気にすればいいのはPMやSEであって、指示を出されたエンジニアは自分の仕事だけに集中できます。自分の役割が決まっていて、その枠組みの中で与えられたタスクをこなすということに安心感を覚える人はいますから、そういうタイプの人はSIerを選んだほうがいいのかもしれませんね。みんなでワイワイ考えながらものづくりというよりも、自分の世界でコツコツやるのが好きという人もこちらのタイプが合ってそうです。
Web系に向いている人の特徴
「自分のタスクは自分で探す!」これが楽しめる人はWeb系向きです。プロジェクトの進捗状況を上司に細かくチェックしてもらうのではなく自分から進んで進捗状況を把握し、自ら行動するのがWeb系では当たり前なんです。SIerがBtoBならWeb系はBtoC。ユーザーからダイレクトにフィードバックが届くのがWeb系の魅力ですよね。厳しい声も含めたリアルな生の声は、さらにいいものを作っていくためのモチベーションにつながります。設計通りに作ればOKじゃなくて、自分の意思が成果物に反映されることを楽しいと思える人は、Web系の環境がぴったりですよ。
一番大事なこととしては、プログラミングが好きな人は断然Web系だということ。「上流から指示出しのみの生活なんて考えられない」という人はまっすぐWeb系を目指しましょう。
自分はどうなりたい?
SIerとWeb系のどちらがいいかは自分次第。どちらが良くてどちらが悪いという話ではなく、単純に向き不向きで考えてみてください。自分が将来どんなエンジニアになりたいか想像してみましょう。なりたい自分がはっきり見えてくれば、自分がどの道を選択すべきかも見えてくるはずですよ。