大フリーランス時代の到来!?
フリーランスの未来
フリーランスに将来性があるのかどうか自信が持てず、転職かフリーランスかで迷ってしまう人は少なくありません。フリーランスになれば会社員のころにはなかった自由があるだとか、やればやっただけ稼げるとか、フリーランスになるメリットばかりが目立つと、慎重な人ならよけい不安になるかもしれませんね。
ここで冷静に考えてみたいのは、フリーランスに対する漠然としたイメージに圧倒されていないかどうか。なんとなく不安定そう、なんとなく怖いなど、「なんとなく」一歩踏み出せない状態なのであれば、フリーランスの置かれている状況について考えてみましょう。現状を正しく知れば、Web系転職よりフリーランスのほうが自分に合ってるって思うかもしれませんよ。
国もフリーランスを応援
働き方の多様化を推進したい国が打ち出したのが、フリーランス優遇の税制改革。2020年を過ぎれば、フリーランスが支払う税金が少なくなる仕組みが動き出します。会社員イコール安定、フリーランスイコール不安定で成り立っていたバランスがよりフラットに近づくわけです。企業が個人と取引するなんてちょっと……という時代は過ぎ、いまは企業がフリーランスと積極的に関わる時代。正社員がなかなか確保できない中、即戦力となるフリーランスは企業にとって頼もしい存在です。フリーランスは手取りが増えてうれしいし、企業は雇用にかかるコストが減って助かるしで、お互いwin-winなのがいいですよね。
フリーランスを国も後押しするとなれば、企業側の心理的ハードルも下がるというもの。フリーランスが活躍する場は、今後ますます増えていくことになるでしょう。
フリーランスが増えるとエージェントも増える
フリーランスが増えると連動して増えるのがフリーランスエージェントです。古くからの実績を持つエージェントに続き、新しいエージェントが続々誕生しています。エージェントが間に入ってくれることで、フリーランスは収入になる仕事のために多くの時間を使えるようになります。そうなると、自分で営業までこなしていたら抱えきれなかったであろう場数をこなすことも可能です。
フリーランスのWeb系エンジニアの現在と未来
子どもから高齢者まで幅広い年代がインターネットを使っているということは、それだけWebサービスが必要とされているということですよね。フリーランスエンジニア市場を見ても、スマートフォンアプリに対応できるWebエンジニアは引っ張りだこです。将来的には、IoTとかAI、VRなどの新技術がもっと求められるようになるので、いまWeb系で通用する技術を将来につなげるべく努力していく必要があります。これに加えてマネジメントスキルも身につけておくと、幅広い分野で勝負できるエンジニアになれますよ。